ストッキング Q and A
top > Q and A
ストッキング Q and A
- 目 次 (目次に戻るときはブラウザーの戻るボタンを押してください)
- デニールという言葉をよく聞きますが、デニールって何?
- パンストのゲージって何? ハイゲージとは?
- サイズの選び方は?
- サポートを何段階かに編み分けているパンストがあると聞きましたが-------。
- ガーターなしではけるストッキングが欲しい?
- ストッキングって色落ちするのですか?
- ストッキングって何で縦に伝線が行くのですか?
- タイツとストッキングの違いは?
- タイツのマルチ、ハイマルチ、マイクロファイバーとは?
- 9mHgとか、11hPaとかサポート力を数字で表示してあるものがありますが?
- スーパーサポートタイプってどんなもの? どんな特長があるのですか?
- 足のむくみが激しく、サポートの強い物を探しています。
- タイツのスーパーサポートはありませんか?
- 憧れのウエディングドレス。合わせるストッキングは?
- デニールという言葉をよく聞きますが、デニールって何?
ご質問がございましたら、メールをお送りください。次回に掲載させていただきます。
メールBOX
:糸の太さを表す単位で、1グラムのナイロン素材を9000Mに
引き延ばしたものを1デニールといいます。デニール数が大きくなるほど糸は太く丈夫に、
サポート糸の場合はサポート力も強力になります。だいたい髪の毛1本で約50デニール、
一般的なサポートタイプで20デニール前後です。
但し、ストッキングとタイツでは同じデニール数でも、糸の構造が違いますので、
透明感やサポート力は異なってきます。
:単位面積当たりの糸の本数(針数)のことです。普通パンストは 3.3/4インチ当たり300〜350本前後の針数で編まれています。ハイゲージとはさらに それより10〜20%多く編まれているもののことをいいます。 またハイゲージはデニールの小さい糸(細い糸)を使用するのが一般的で、透明感に優れ、 きめが細かく履き心地がよいという特長を持っています。ちなみに最高は512本まであります。
:最近はサイズ区分も随分細かくなってきて、随分選びやすくなってきました。
選び方の基本はまず身長で決めますが、ヒップの大きさや足の太さにより一概にはいえません。
きつい緩いは個人の感覚なので、ご自分の体型や好みを考え購入するようにしましょう。
また引っ張り方でもかなりサイズは変化します。コツは膝から下を少し引っ張り気味にして履くときれいに履けます。
特にスーパーサポートの場合、引き上げ方が足りず、1ランク上のサイズをお履きになっている方が多いようです。
パンストは踵合わせで十分引き、股の部分を合わせ、下がってこないものがあなたのジャストサイズです。
日本での表示規格は、法律で定められていますが、メーカーや素材によって若干の違いがあります。
輸入物に関しては、サイズ表がパッケージに印刷してある場合が多いようですが、
体型の違いもあり合わないことも多く、詳しくはお店で聞くのが一番です。
:サポートを何段階かに編み分けているパンストがあると聞きましたが-------。
:最近足の部分によってサポート力を変化させたタイプが、多くのメーカから 発売されるようになってきました。これは人間の足の部分によって必要なサポート力と感じ方が異なるので、 人間工学的に分析し、最も快適な履き心地を追求したものといえます。 表示が無くても500円前後のもの以上であれば、ほとんどのものが編み分けがされているといって良いでしょう。
:9mHgとか、11hPaとかサポート力を数字で表示してあるものがありますが、
実際はどの程度?
:簡単にいうと、皮膚にかかる圧力のことで、分かりやすい例でいうと、
1mHgは1.36g/Cu、つまり500円玉1枚を置いた位の圧力になります。通常サポートの強いもので8〜11mHg程、
スーパーサポートになると15〜25mHg位になります。
また、着圧区分編みにより脚の部分によってサポート力が変化させてあり、くるぶしの部分が最もサポート力を強くしてあります。
最近表示法の変更により、新しい商品は「hPa」(ヘクトパスカル)になっています。
概算の換算は、mHg×1.35=hPaです。
:スーパーサポートタイプってどんなもの?
どんな特長があるのですか?
:一般的には70デニール以上の強力サポート糸で、15mHg以上の圧を
持つものをいいます。今までのストッキングとはまるで異なる特長を持ったもので、圧縮圧のマッサージ
効果で足のむくみや疲れをとってくれます。また静脈瘤気味でスカートのはけなかった方も、この
ストッキングのおかげでおしゃれを楽しむことができるようになりました。価格も1万円以上のものも
ありますが、最近は140デニールで3000円前後のものが主流です。
かなりサポート力が強いので、どなたにも向くというような商品ではありませんので、お店で現物
サンプルを見たり、試着するなどして、良くご相談ください。
※静脈瘤治療にも効果がありますが、ご使用の場合は必ず医師の相談を受けてください。
:足のむくみが激しく、サポートの強い物を探しています。
余り厚ぼったくなるのもいやなのですが...何か良い商品を紹介してください。
:イビチ社のセグレタシリーズがおすすめです。
日本では認可されていませんが、イタリアでは、静脈瘤の治療にも使えると医療用としても
認められるほど、サポート力は抜群にあります。
140デニールと70デニールがありますが、手にとって履かない状態で見ると少し厚ぼったく
見えますが、履いて肌に密着すると140デニールでも普通のパンストと遜色なく、
キャビンアテンダントなど立ち仕事をする方に特に愛用者が多くおられます。
もちろん私個人も足のむくみが激しいときには、このシリーズを履きます。すると、スッと
脚が軽くなり、楽になるので、手放せません。友人にもこのシリーズしか履かない人がいて、
普通のストッキングのように履いていますよ。
一度ぜひお試しください。(レッグスタイリスト金森:談)
:国産品・輸入品を問わず後染めですので、色落ちの可能性はあります。
極端なものは汗で色移りする事があります。洗濯の時は他の白いものと一緒や漂白剤入りの洗剤の使用、
浸け置き等は避けた方がいいと思われます。また、直接洗剤がかかるような洗い方も避けてください。
できれば手洗いが適しています。
国産品は染色堅ろう度が高くあまり心配はいりませんが、特に一部輸入物の濃色は注意が必要です。
:最近は30デニールクラスのストッキングとタイツの中間の製品が売られています。
でも単純にデニールだけでは区別できません。
なぜなら70デニールのストッキングと40デニールのタイツとでは、タイツの方が厚いからです。
基本的には糸の構造が違うのですが、難しいことは別にして、メーカーは、
ストッキングはできるだけ透明感を出すように、タイツは均一に不透明感を出すように苦労しています。
用途的な考え方から見ると、ストッキングは素足をベースにした脚のファンデーション、
タイツは洋服とのコーディネートアイテムともいえるでしょう。
:タイツの糸は、細い原糸を束ねて一本の糸が作られています。 細い原糸を使用するほど、しなやかな糸を作ることができます。 3〜5デニールの原糸を使ったものをマルチ、1〜2デニールのものをハイマルチと呼んでいます。 マイクロファイバーはより細い原糸を使った糸で、単独で使われることは少なく、 デザインものの質感を出すために使われていることが多いようです。
:糸の構造上、強いサポート力を持ったものが作れないので、現在のところはありません。
ノーマルのタイツのサポート力を強くするためには、どうしてもポリウレタン糸を太くしなければならなくなって、
ツヤがどうしても出てしまいがちで、今のファッションとはちょっと合わせ難くなります。
選ぶときは、売場のサンプル生地を引っ張って試してみることも大切ですね。
:ガーターでつるのは面倒な人に便利なのが、ガーターレスストッキング。
特に輸入物にあるシリコンストッパー付きは、外国の映画にもよく出てきますが、おしゃれ度も満点の上、
飛んでもはねてもずり落ちないという嬉しい優れものです。つまり非常に楽〜!
オートレジェンドタイプといって、○○オートと商品名になっているものがそうです。
少し注意することは、特に肌が敏感な方は、まれにシリコンラバーが合わない方がおられますので、売り場でおたずねください。
:考え方は2つ。「晴れの良き日なのに、ストッキングが伝線したらどうしよう」
という心配性の方は、丈夫なタイプがおすすめ。
それも40デニールくらいあれば、多少の引っかかりにもビクともしません。
もう一つの考え方は「せっかくのウエディングドレス、ストッキングだってもちろんおしゃれしたい」
という方には、ガーター利用の薄手ストッキングかノンガーター(オートレジェンドタイプ)がおすすめです。
特に幅広レース付きのものはとてもロマンティックで、ウエディングドレスにぴったり。
尚、カラーは真っ白がドレスとのマッチングでベスト。看護婦さん用のパンストでも代用できます。どうしても手に入らないなら、アイボリーでも代用できます。
**************************************************
* ◎ブライダルのサムシング4 *
* これは、新しい品、古い品、青い品、借りた品の *
* 4つを身につけると幸せになれるというヨーロッ *
* パの古くからの習わしです。あなたもこれで素敵 *
* な花嫁さんになってください。 *
**************************************************
ご質問・お問い合わせなどがありましたら、メールでお送りください。
ご連絡はメールボックス まで