アツギ　アスティーグ　エアータッチ（パンストタイプ）　シャドーグレーＭサイズ

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アツギ　アスティーグ　エアータッチ（パンストタイプ）　シャドーグレーＭサイズ

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　銘品「イビチ15」に最も近い国産のシアータイプパンストです。
　数年前にディオールが廃番になって以来、ずっと途切れていた国産ナイロン100％の
　シアータイプのパンティストッキング。
　ナイロン１００％の特長を生かして、バツグンの透明感を誇ります。
　ダーク系はシャドウも良く出ます。
　ナイロンシアータイプのパンストの再登場を待っていた方には、朗報といえるかも
　しれません。
　この商品はすばらしい一面を持っているのですが、結構癖のある商品です。
　充分吟味してご選択下さい。　(理由と詳細は下述の解説をご覧ください)

　デッドストック物　　在庫限り

ガードル部分は特に大きな特徴もなく、平均的な作りです。 股上は、最近の傾向である少し浅めにできており、レッグ部への切替は二段切り替えになっています。 足先は足柄セット、トゥスルータイプです。 通常シアータイプは、コンベヒール（かかと付き）になっている場合が多いのですが、この商品はセット仕上げです。 つま先は完全にスルーで、目数を変えて補強している様な点は全く見えません。拡大写真の項で説明していますが、この商品はモノフィラ（一本の糸）で編まれていますので、強度的に少し心配な面があります。 ナイロン糸は、光線によって少しキラキラと光る場合があるのですが、この商品はその点が良く押さえられており、ナチュラル感、クリア感が良く保たれていると思います。 素足感は、これまで国産で一番透明感があると言われていた「ランバン」よりあるのではないかと思います。

マチ部分は、平均的なダイヤマチがついています。コスト的に難しいので、残念ながら綿マチではありません。 シームはこれも一般的な丸シームで、アツギならではのきれいな縫製です。しっかり作られているので、多少のゴロ付き感は出るかもしれません。

レッグ部の拡大写真です。 この商品の特徴であるナイロン１００％のモノフィラメント（一本糸）による編み目です。 サポート力は基本的に全く無く、サイズのセレクトは非常に難しい商品です。 シアータイプは、履いた時に、編み目の余裕部分が引っ張られ、糸に緊張感が出た時点がちょうど履いてきれいに見える、いわゆるジャストフィットの状態になります。 サポートが無い分、常に引っ張って緊張感のある状態で履くことが必要になります。 ところがこの商品のサイズ表示が実に曖昧なのです。曖昧と言えばメーカーに気の毒なのですが、サイズ表示規定の「家庭用品品質表示法」という法律が問題なのかもしれません。 従来の感覚でサイズを選ぶと、必ず弛みます。事実この商品も、Ｓサイズが今春から追加され、サイズ対応が良くなりましたが、Ｓサイズは表示法では、145cm-155cmの身長に当たります。たとえば身長158cmの方が、普段サポートではＭ〜Ｌを選ばれていると思いますが、この商品の場合はどちらを選択されるでしょうか？70％の方がＬサイズを選ばれるのです。そしてすべて弛みます。 つまりシアータイプ（特に国産シアーの場合）は、サイズを落として選択すべきなのです。 それは、伸縮性のないナイロン糸のために、メーカーはどうしても少し大きめに生産します。国産糸のナイロン１００％のものは、どうしても初期伸びがありますので、弛みが出やすくなります。履いている内にサイズが大きくなっていくのです。 この点は、現在世界一と言われているイビチの１５デニールシアーと比べると甘いと言わざるを得ません。価格も違いますが、原糸の違いなので仕方ない事なのですが．．．。

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